STOL実験機 飛鳥! |
1985年10月28日に初飛行をしたSTOL実験機『飛鳥』
STOL・・・エストールって読みます。
ショート・テイクオフ アンド ランディングの頭文字から取った名前です。
飛鳥は離陸滑走距離500m、着陸滑走距離440mを達成しました。
因みにB737の離陸滑走距離は約2000m、着陸滑走距離は約1800mです。
約1/4の距離ですからね・・凄いでしょ(笑)
飛鳥は自衛隊のC1輸送機をベースとし、国産エンジンを4機翼の上に載せた
独特のスタイルの機体です。
見てください・・・変な飛行機でしょ(笑)
この飛行機の実験映像が当時、よくニューズで流れてました
横からみるとその異様な姿がもっとはっきりと^_^;
エンジンを翼の上につけ、ジェット排気を翼の上面に流すことで大きな揚力を発生させているそうです。
フラップの大きさもかなり大きいですよね。
そして真下に向いています。
かなり低速での離着陸になるので、低速で大きな揚力を発生させるにはこのようなフラップが必要なんでしょね!
この飛鳥はアメリカのNASAとも共同実験を行ったので、機首にはNASAのステッカーが張ってありました。
機内です。
いろいろな計器などがありましたが・・・やはり30年も前だと、かなりアナログですよね(・。・;
コックピットへ思いっきり手を伸ばして撮影してみました(笑)
機内の計器同様、飛行用の計器も完全アナログでした!
逆に飛行機らしい・・・かもしれませんけど(笑)
機体後部には何故かむき出しのトイレが・・・・これ囲いが無いのですかね(・。・;
一度は見てみたかった飛鳥・・・今回ジックリと1時間かけて隅々まで見てきました。
これでもうここには来ないだろうな^_^;